気密測定事業
  • 快適な住宅とは省エネルギー住宅

    真冬や真夏でも、少ない暖冷房エネルギーで過ごしやすい「快適さ」、結露によるカビやダニの発生を抑制できヒートショックによるストレスが少ない「健康的」、光熱水費が節約できる「省エネルギー」、結露による木材などの腐朽や劣化の抑制「耐久性」つまり「省エネルギー住宅」は「快適な住宅」ということです。

    H25年度省エネ断熱基準では、地域区分、住宅の外皮(外壁・屋根・窓等)の省エネ性能・一次エネルギー消費量(暖冷房・給湯等)総合的な評価により、性能を判断することになりました。高断熱でエネルギーを極力必要としない、省エネルギー住宅が求められているのです。

  • 気密測定は住宅の品質証明

    省エネルギー住宅を実現するには、高断熱高気密が求められます。この性能の調査には、「断熱欠損調査(赤外線サーモグラフィックカメラで調査)」「気密測定(気密性能を測定)」を行う方法等があります。

    完成後の住宅の気密が悪ければ、UA(外皮平均熱貫流率)が良くても、実際には熱が外部に逃げていることになり換気計画も成り立たちません。ある意味、機械で実証できるのは「気密測定」だけです。

    気密測定により高気密化を実現することは、住宅その他の建築物における室内環境の快適化と省エネルギー化の推進に寄与し、住生活の向上につながります。

気密測定とは

気密測定は「JIS A2201 送風機による住宅等の気密性能試験方法」に基づき測定します。その測定結果は、気密性能を要求される住宅の工程管理やお客様への住宅の品質証明としても活用されております。

気密測定結果 参考資料

気密測定技能者養成事業とは

気密測定技能者養成事業とは、気密測定業務の専門家を養成することにより、住宅その他の建築物における室内環境の快適化と省エネルギー化の推進に寄与し、住生活の向上に資することを目的として一般財団法人建築環境省エネルギー機構が実施する事業です。気密測定技能者講習は、「JIS A2201 送風機による住宅等の気密性能試験方法」に基づく測定方法やその原理を習得していただくもので、その測定結果は、気密性能を要求される住宅の工程管理やお客様への住宅の品質証明としても活用されております。
一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)より
気密測定技能者従事事業所登録:1918号